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メタボリックシンドローム
(メタボ)ってなに?
10年後も元気なあなたでいるために、今すべき、女性の健康づくり
メタボリックシンドロームとは
メタボリックシンドローム(略称:メタボ、和名:代謝異常症候群)とは、内臓に脂肪が蓄積した肥満(内臓脂肪型肥満)に加え、高血圧や高血糖、脂質代謝異常が重なった状態をいいます。具体的には、女性でウエスト周囲径(おへその下のお腹まわり)が90cm以上、血圧、コレステロール値、血糖値の異常(下図参照)が2項目以上あてはまった場合にメタボリックシンドロームと判断されます。
- メタボリックシンドロームの診断基準
メタボリックシンドローム診断基準検討委員会:日本内科学会雑誌 94(4), 188-203, 2005より
脳卒中や心臓病の原因となるメタボリックシンドローム
メタボは、血管の老化(動脈硬化)を引き起こし、脳卒中や心臓病、腎臓病をはじめとしたさまざまな病気の原因となります。血圧やコレステロール値、血糖値の異常が重なることで、これらの病気を起こすリスクがさらに高くなるといわれています。
内臓脂肪型肥満とは
肥満には皮下脂肪型肥満(洋ナシ形肥満)と内臓脂肪型肥満(リンゴ型肥満)の2つのタイプに分けられます。このうち内臓脂肪型は、内臓に過剰にたまった脂肪が高血圧や脂質異常症などさまざまな病気を引き起こすと考えられています。ウエスト径が男性で85cm以上、女性で90cm以上であれば、内臓脂肪型肥満が疑われます。
- 皮下脂肪型(洋ナシ型肥満)肥満
- お尻や太ももなどの皮下に脂肪がつき、下半身が太った感じになる。
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日本臨床内科医会:肥満と生活習慣病 2015より作図